1月14日成人のお祝い

1月14日成人のお祝い

 

H27年3月に卒院した元児童の成人をお祝いしました。
仕事が忙しい中、2名が参加してくれました。この2人は育児院の生活が長く、社会に送り出すには多くの心配がありました。しかし職員の心配をよそに、2人とも正社員として就職した時のお仕事をそのまま続けており、立派な社会人になっていました。
 施設の生活と一番の違いは、「洗濯も食事も、全て自分でやらなきゃいけないことです。」
施設での一番の思い出は、「たくさん叱られたこと。たくさん叱られておいてよかった。今仕事で叱られても期待してくれているからだと思える。」その他、「仕事は楽しいとは思っていない。うまくできた時に嬉しいと思う。」「もっと勉強をしておけばよかった。」など、彼らの在籍中には、伝わらずに職員が頭を抱えていたことを、彼らの口から、彼らの言葉で聞くことができ、我々職員はこの仕事のやりがいを改めて実感した瞬間でした。職員として、本当に『やっててよかった。ありがとう。』と心から思いました。

2017年01月14日